こんにちは。
バイタルデベロップメント ジャパン mikoです。
秋が深まってきたと思いきや、今週は夏のぶり返し???になるとか。
このごろは地球環境の変化が大きいと実感するし、
世界的に政治が極端な方向転換をしていたりして、
ため息をつくことも多くなりました。
自然と一体になりに♪
そういえば、この頃自然を感じていないなと思い、
今日は思い切って近く(といっても2時間くらいかかる)の筑波山に登ってきました。
たくさんの大木がそびえたつ山道がつづく男体山、
男の山の名前の通り、きつい登り道でした。
でも、時折木に寄り掛かったり、抱きしめたり、
岩にしがみつきながら大地を感じながら自然からパワーをもらえたので、
とても気持ちよく登ることができました。
自然はいいですね、本当に。
私たちは自然に触れると、
身体や心への物理的ないい影響を受けるだけでなく、
深い意識の中で「自然と繋がっている」
ということを感じてほっとするのかもしれないですね。
幸せになれない社会の仕組み??
さて、私は仕事柄、人の悩みを聞くことが多いのですが、
みなさん家族や仕事の悩みなど、何かしら抱えていらっしゃいます。
元気でいてもどこか緊張感がある、不安感、孤独感があるようです。
悩みの原因は個人の問題が根底にあるのですが、
社会全体の在り方というのも起因するように感じます。
社会全体の在り方、
それは、一言でいうと、分離、です。
自分自身と外部世界は切り離されている、という前提で、
物事の仕組みが成り立っている社会。
分離は競争や孤独、空虚感を生み出します。
お金をいくら持っても、家族や恋人がいても、
いつまでも満足できなく、
いつも手の平から何かが零れ落ちていくような感覚になるかもしれません。
ビジネスも、多くがこの分離に基づいたシステムで成り立っています。
会社の究極の目的は、どんな会社理念にかかわらず、利益を生み出すこと。
そのために、一番効率の良いピラミッド型、トップダウンの経営方式で、
トップは会社を采配する権限を持ち、いつも重い責任を抱え、
従業員は全体への責任は負わなくてよいが、機械の一部となって働く。
このようなシステムでは、権力、評価、お金を得ることができても、
働く喜びや幸せ感にはつながりにくくなるでしょう。
「ビジネスは冷徹でいい。」
「仕事だから、割り切るのが当たり前」と、
思うかもしれません。
でも、そうではない新しい形の組織形態が世界に存在しているようなのです。
進化型の組織 ティール組織☆★
従来の経営方式ではない進化型の組織が世の中に存在している、
しかも、いわゆるビジネスとしても成功している様々な例や考え方が書かれている本があります。
書籍名:Reinventing Organization ティール組織 byフレデリック・ラルー
私は今この本を夢中になって読んでいます。
こんな仕事のやり方だったら、楽しいだろう、
働く人々が生き生きと輝いている姿が想像できる、
スピリチュアルやシャーマニズムで教えていることが基礎になっている、
ため息の連続、です。
進化型の組織では、分離ではなく、全体性(ホールネス)という考えを基礎として、一人一人が大切にされ尊重されています。
※全体性とは、人は人や自然と深く結びついていて、全体の一部であるという考え方
また、トップダウンでなく、信頼に基づいた「セルフマネジメント(自主経営)」という経営方式をとっています。
競争という概念がなく、利益追求でなく、売り上げ目標も、予算もない従来の組織とは全く異なる形態、
でありながら、利益は着実に上がっているのだそうです。
何だか理想だらけ、で本当なの???
と思いますが、とてもうまくいっているようなのです。
私が感激したのは、
このような進化型の組織でまず柱にするのが、
会社の存在目的を明らかにすること、なのだそうです。
存在理由とは、会社の利益やトップの成功ということではなく、
宇宙の中の、社会の中の有機体としての会社の存在のことを指します。
そして、時にはその存在目的について、会社の一方的な考えを従業員に理解させるのではなく、
一人一人が熟考する機会を常に設けているのだそうです。
ティール組織の書籍からある例を引用します。
・・・、フランスの金属部品メーカー「FAVI」という会社は、会社の存在理由、目的を、
製造現場で働く人々含め全員で話し合ったことがありました。そうしたら、
‐フランスの地域に雇用を生み出すこと、
‐顧客に愛を届け愛を受け取る、
ことだという結論にたどり着きました。
また、
「工業作業員は、製品をただ顧客に届けるのではなく、自分たちの心を込めた製品を送るのだ」
ということに全員一致したといいます。
こんな風に、自分の仕事の本質を認識して、愛を注ぐ、という働き方、素晴らしいですね。
仕事が楽しくて情熱をもって打ち込めて、結果がお給料として反映される、という、
本当に理想的な働き方ですね。
また、「存在目的に耳を傾ける」ことは働く人々の中に深く浸透することが必要なので、
‐センシング(感じ取る)、
‐精神領域の練習(瞑想や精神修行)、
などをいろいろな形で実践しているそうです。
意識が自分だけに留まっていたり狭くては物事の本質を理解することができないですよね。
繊細で広い世界と繋がるということを従業員の誰もが意識するように働きかけること、
とてもスピリチュアルです。
バイタルデベロップメント®のシャーマニズム
さて、バイタルデベロップメント® を実践すると、
全体性(ホールネス)を体験として理解することができると思います。
ダンスや動きを通して、自分の中の心身体、魂を生き生きとさせ、
人々と繋がり、個としての自分でありながら、全体の一部であることの体感をしていくのです。
~最初と最後をサークルになる、
~風や大地を踊る、
~参加者たちと愛と喜びでつながっていく、
~愛を与え、愛を受け取る、
など、様々なテーマに合わせた音楽を聴きながら、感じて自由に踊り、動き、体験します。
また、バイタルデベロップメントの中の、シャーマニズム、というテーマは、
原初的なスタイルで、全体性(ホールネス)を体感していきます。
大地,風や動物をメタファー(象徴)としてダンスしたり、
イニシエーションやシャーマニックな瞑想を通じて、
本当の自分と出会います。
本当の自分と出会うと、
人生が変わります。
自分の存在理由(使命)が分かり、本当の安心感、安堵感を得るようになります。
また自分の使命に従うと、
人生が適切なタイミングで正しい機会をもたらすようになります。
もしかしたら、
このような人々が増えれば、仕事も家庭も、あり方が変わってくるのでしょう。
私たちの住む世界は、幸せの園、パラダイスになるのかもしれません。
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