こんにちは、Vital Development®ファシリテーターのHikaruです。
夏になったなと思ったら、もう台風が近づいているようですね!
この7月のウィークエンド・ワークショップのテーマがクリエイティビティに決まって、あらためて自分にとってのクリエイティビティ、創造性ってなんだろうって考えてみました。
18才、高校を卒業して、すぐに劇団に入り、はじめは映画やテレビの俳優にあこがれ、だんだんに舞台の上で生で演技することに熱中し、やがて劇団の方向性の変化とともに、より観客に近づき、太鼓を叩いて歌ったり踊ったり芝居をしたりするストリート・パフォーマンスへと進んで行きました。
もちろん、台本や演出があり、練習を積んでお客さんの前にたつのですが、1回々が自分の中からあふれ出る、生きている実感でした。
なぜ、役者をやっているのかと聞かれた時、“自分が星空を眺めていた時に感じた感動の、ほんの少しでも、見ている人たちに感じて欲しいから”と大それたことを答えていました。
自分にとってのクリエイティビティは、何かを受け取って、それを渡すためのあらゆる表現を産み出すこと、ダンスをする、物を創る、唄を歌う、絵をかく、楽器を演奏する、演技をする、物語を創る、それだけではなくて、食事をつくることも、好きな服を着ることも、散歩や日常会話も、魂が動いて創りだすことすべてがクリエイティビティで、生命の実感と喜びに溢れた、生きていることそのものです。
やがて、劇団は解散し、舞台からは離れましたが、その時の経験を生かして、“響きとリズムのワークショップ”(通称太鼓のワーク)を立ち上げました。
響きとリズムは、もっとも古いコミュニケーションの手段であり、生命の伝達手段です。そのワークショップに参加した人たちは、打楽器の経験がゼロの人でも、演奏方法や技術の指導はまったく無いにも関わらず、帰りにはライブの相談!をするぐらい、演奏も自信も身に付けていました。そして人とつながる高いコミュニケーション能力を発揮していました。
この太鼓のワークは、“自由”と“調和”、“表現”に関する限界を感じて数年で閉じてしまいましたが、Vital Developmentの経験が、そこに新たな生命を与え、今回のクリエイティビティのウィークエンドの一部で、バイタル デベロップメント版響きとリズムのワークショップとして復活します。
クリエイティビティは、あらゆる人の中に備わっている自然な働きで、(あらゆる人や物と)“つながるための手段を構築する”こと、“生命を構築する”(バイタル デベロップメント)ことで、ジャッジすることなくクリエイティビティが発揮されることそのものが、喜びとなります。7月のウィークエンド・ワークショップでは、会場いっぱいにたくさんの色合いの花が開くでしょう。
こんな風の日はクリエイティビティがうずいて、ワクワクとたくさんの物語が産まれそうですね。ほんの少しの見方の違いで人生には楽しみがあふれます。自分の日常、マインドセットに心地良い刺激を与えに来てください。そして、楽しく、自分の人生を創造してゆく、そんな体験を見つけに来てくださいね。
この文章を書いていて、とてもたくさんクリエイティビティに関することを思い出しました。また、お話しする機会をつくりたいと思います。
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7月15日にバイタル デベロップメント版太鼓のワークを入れる予定ですが、機材、会場の関係で、一般の参加人数を制限させていただく可能性があります。参加ご希望の方はお早めにお申込みください。
次回は“遊び”と“クリエイティビティ”についてお話ししたいと思います。
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